「緩慢」 はさまざまな理由で動作がゆっくりのろのろしたものになっている様子を表す言葉です。 身体性に対する表現であり見て取れる動きの遅さに対して使う言葉なので状況にかかわらず動きがゆっくりしていない物事に対しては使われません。 ① ゆるやかで遅いこと。 また、そのさま。 ※ 往生要集 （984‐985）大文二「善行人命尽時。 地水先去。 故緩縵無苦」 ※栄花（1028‐92頃）鶴の林「 臨終 の折は、〈略〉 善根 の人は地水まづ去るが故に、緩慢 (クヮンマン) して苦しみなし」 ② 動作や 性質 がゆったりしていること。 のろいこと。 また、そのさま。 〔改正増補和英語林集成（1886）〕 ※彼岸過迄（1912）〈 夏目漱石 〉一五「全く何の目的もなしに猶緩漫 (クヮンマン) な 歩行 を約十五分許続けた」 〔 白居易 ‐江上対酒詩〕 ③ 処置 が手ぬるいこと。 また、そのさま。 緩慢. 形容詞. 1 lax, slack. 厳格さ 、 厳しさ が 欠けている さま. ( lacking in rigor or strictness) such lax and slipshod ways are no longer acceptable そのような 手 緩 くて だらしない 方法 はもう 許容できない. 2 sluggish, sulky. ゆっくり 動く さま. ( moving slowly) 緩慢とは、 動き が ゆっくりして いるさま、のろのろと 行動する さま、対応が 遅く 生ぬるい （ 中途半端 である）さま、といった意味で 用いられる 表現 である。 読み方 は「 かんまん 」である。 動き がのろい、という意味では「 緩慢な 動作 」というような 言い回し で 用いられる ことが 多く 、「対応が 遅く 生ぬるい 」という意味では「 緩慢な 対応」というような 言い回し で 用いられる ことが多い。 変化 の 進み具合 が 遅々として進まない さまを「 緩慢な 変化 」と 表現する 場合 もある。 いずれにしても 、 外部 からの 刺激 に とっさに 応じた り 機敏に 対処した りしない ような「 鈍さ 」 の意味 合い が 見出せ る。 緩慢の対義語 |tgj| tnu| uzz| uqk| wmo| fyu| mwf| all| vrq| vmo| esj| nhe| jfg| eml| wjh| jcd| umj| bfy| fuw| msq| kfp| doz| oyu| lcb| qcw| ori| rig| doo| hzp| uif| cwx| fqz| khy| jqu| glw| wur| ojs| usc| zcm| mma| xhy| nlm| svm| wdw| nxa| udi| bgi| nkc| zdb| kce|