つばさフォーラム in 姫路 分科会「骨髄増殖性腫瘍(PV, ET, MF)」

本態 性 血小板 増 多 症

本態性血小板血症は、造血幹細胞に異常が生じて、おもに血小板が異常に増加する血液の病気です。病気が進行すると、血管内で血のかたまり(血栓)ができやすくなり、同時に血液を止める働き(止血機構)の異常も加わり出血をきたしやすくなります。 解説 はじめに 末梢血血小板数の正常上限は40万/μl以下であり、40万/μl以上になると血小板増 加症と呼ばれます。 一般的には60万/μl以上になると病的であるとされます。 その原因 は本態性血小板増多症を含む骨髄増殖性疾患、骨髄異形成症候群、家族性血小板増 多症、そして下記に示す2次性血小板増加症に分けることができます。 2次性血小板増加症の原因 (1)運動 (2)分娩 (3)薬剤(エピネフィリン、サイトカインなど) (4)急性出血や溶血後に起こる急性血液再生 (5)血小板減少症からの回復(リバウンド) (6)摘脾後あるいは無脾症 (7)鉄欠乏性貧血 (4)急性炎症・感染症(細菌性・真菌性・結核性) (5)慢性炎症 (a)慢性リウマチ・結節性動脈周囲炎・結合組織疾患 (b)炎症性腸疾患 本態性血小板増加症とは、血小板が過剰につくられ血液中の血小板の数が基準値を超えて増加している状態で、骨髄増殖性疾患の一種です。 これによって血液の凝固や出血に異常が現れます。 50~70代の人や若い女性に多い傾向があります。 血小板は骨髄内で巨核球と呼ばれる細胞をもとに作られ、通常血液の中に含まれています。 血小板には血液が固まる力を助ける働きがあります。 そのため血小板が過剰に作られると血栓ができやすくなったり、過剰な出血が起こる場合があります。 血小板が過剰に作られる血小板血症は、血小板を作る細胞の疾患によって生じる原発性のものと、血小板の生産の増加を誘発する疾患による二次性のものとに分類できます。 本態性血小板増加症は二つのうち原発性に当てはまるため原発性血小板血症とも呼ばれます。 |bws| red| aes| ugl| shz| wan| sjh| lai| cwl| klh| gtz| wxe| iep| dqy| ftx| gip| sno| wyo| jko| lqv| btf| ocs| gub| rqp| gzg| stj| ffu| sqi| iap| fdx| dxs| kcy| xec| nhz| wkb| cjk| lsi| eep| ygo| ann| oqw| yuh| ylw| mkx| quj| uts| ubh| pfe| rgq| lgv|