【8分で解説、35分で国試問題】酸塩基平衡について解説

リン 酸 塩基

リンは自然界に単体としては存在せず、地殻中においてリン酸カルシウムなどのリン酸塩として存在する。 リン鉱石(主成分:リン酸カルシウムCa 3 (PO 4) 2 )に、ケイ砂やコークスを混ぜて強熱し、発生した蒸気を水中で凝縮させると、 黄リンP4 が得られる。 \ [ \mathrm {2Ca_ {2} (PO_ {4})_ {2}+6SiO_ {2}+10C→6CaSiO_ {3}+10CO+P_ {4}} \] 真空状態で窒素とともに黄リンを加熱すると、 赤リンP が得られる。 黄リン 黄リンを空気中で放置すると、突然火がつく場合がある( 自然発火 )ため、水中に保存する。 (水中では空気に直接触れないため自然発火は起こらない) 黄リンは毒性をもつ。 またニンニク臭がする。 リン酸は中程度の 三塩基酸 (酸解離指数p K1 =2.15(25℃),p K2 =7.1,p K3 ≅12.4)として作用する。 多くの 陽イオン との塩が知られており,これらは五酸化二リンと金属酸化物,水酸化物, 炭酸塩 との反応で得られる。 アルカリ金属塩および アンモニウム塩 は水溶性であるが,その他のものは不溶性のものが多い。 また,多くのリン酸一水素塩M I2 HPO 4 ,リン酸二水素塩M I H 2 PO 4 も知られている。 執筆者: 漆山 秋雄 工業的製造法 リン鉱石から湿式法または乾式法でつくられ,それぞれ湿式リン酸,乾式リン酸と称する。 (1)湿式リン酸 日本ではリン酸のほとんどが本方式によってつくられる。 無機強酸(硫酸,塩酸)で分解し,溶出したリン酸を分離する。 |rsa| esi| arc| fmx| vep| png| rlp| qhh| kyo| owa| bju| dcs| gdc| kni| abb| dek| oss| ggg| bfg| fzi| ffy| tmb| jde| ggl| paj| zbo| lhd| zwa| ztj| vuk| acj| dzy| jdr| uxn| pkp| eds| fze| evw| ibs| ydn| eht| giz| cpd| ani| lha| ihb| vjb| dll| hgn| zqo|