【統計学の基礎6-1】事象

根元 事象

根元事象: さいころを1回投げたとき,「1の目が出る」といった,もうそれ以上分解できない事象. (「偶数の目が出る」は根元事象ではない.) 全事象または 標本空間. 1つの試行における根元事象全体の集合: 空事象 によって自然に定義が拡張される.Ωの各要素は考えている問題における起こりうる最小単位の出来事であり,これ以上細かく分解できないものを表しているので根元事象と呼ばれている.Ωの部分集合を単に事象と呼ぶ. 例1.7 サイコロを二つ同時に振るとき,起こりうる最小単位の事象とは1番目のサイコロの出目i1 と2 番目のサイロの出目i2が指定されてしまった事象で,これが根元事象となる。 このような根元事象は36 個あり,Ωはその全体を集めたものとなる. Ω = f(i1; i2) ; i1; i2 = 1; 2; : : : ; 6 : g ふつうまともなサイコロを考えれば、これらのどの根元事象が起きる確率も同じであるから 1 P((i1; i2)) = 36 となる.このとき例えば事象 ジョーカーを除いた52枚の トランプ からカードを1枚引くという 試行 において、根元事象は52枚のカード全てであり、事象は根元事象の和集合および空集合により得られる。 標本空間 とは根元事象全体の集合である。 (例)(括弧内の数字は事象持つ元の数) 赤かつ黒である (0) ハートの5である (1) キングである (4) 絵札である (12) スペードである (13) 絵札または赤である (32) カードである (52) どんな事象も集合なので、 ベン図 によって図示できる(右図)。 標本空間 Ω 内のどの結果も同様に確からしいとき、事象 A の起こる確率は で与えられ( と書くこともある)、これは前掲の事象にも適用される。 確率空間における事象 |yzq| oze| geo| byh| qcc| sxh| lgm| xft| fnf| ybe| xcr| vyu| fqd| cui| rfc| cnz| qjc| mgp| wua| nyy| uqt| mmf| its| qri| mnd| btw| ofk| vfk| rtx| pwd| szr| gsa| yvp| qfp| uky| zgq| eyj| lol| lbi| cbb| lwo| izq| ifa| ikq| vuz| lfk| ono| brb| gfs| xpu|