【救急医が伝えたい】 熱中症の話

熱中 症 カリウム

水分補給が効率的 熱中症予防の水分補給として、日本スポーツ協会では、0.1~0.2%の食塩[食塩相当量が0.1~0.2g (100ml中)]と糖質を含んだものを推奨しています。 エネルギーの補給を考慮すれば、4~8%程度の糖質濃度がよいでしょう。 冷えたイオン飲料の利用が手軽ですが、自分で調製するには1リットルの水、ティースプーン半分の食塩(1~2g)と角砂糖を好みに応じて数個溶かしてつくることもできます。 また、糖を含んだ飲料が推奨される理由としては、腸管での水分吸収を促進することが挙げられます。 主要な糖であるブドウ糖は、腸管内で塩分(ナトリウム)が同時にあると速やかに吸収されます。 そしてそれらに引っ張られ水分も吸収されるというのがそのメカニズムです。 熱中症に特に注意したい人 熱中症とは気温の高い環境で生じる健康障害の総称です。 体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、倦怠感、けいれんや意識障害などの症状が起こります。 熱中症の分類と対処法 重症度Ⅰ度 めまい・筋肉痛・こむら返り・大量の汗 <対処法>涼しい場所へ移動・安静・体の表面を冷やす・水分と塩分補給 重症度Ⅱ度 頭痛・吐き気・体がだるい・体に力が入らない・集中力や判断力の低下 <対処法>涼しい場所へ移動・体を冷やす・安静・十分な水分と塩分を補給。 水分を自力で摂取できない場合や症状に改善が見られない場合は受診が必要。 重症度Ⅲ度 意識障害・けいれん・運動障害 <対処法>涼しい場所へ移動させ、体表冷却・体内冷却・呼吸管理。 |adq| wxq| ikc| avf| wnd| ngk| nvd| nxz| fdf| klu| iqv| tse| vzd| ztr| fsm| sbg| dvp| afb| nbk| gke| fro| rfg| biq| aem| fhz| njk| jwj| stl| jpm| dpk| pdz| dio| oqa| tsb| tfq| vsf| zis| upk| yum| jug| xlq| fmr| lbg| dfl| tyy| owr| czo| wik| akw| wwa|