新生児 低 血糖
低血糖の定義 <出生後72時間以内> ・低出生 体重 児:<20mg/dL ・成熟児:<30mg/dL <出生後72時間以上> ・低出生体重児、成熟児ともに<40mg/dL 現在では、低血糖の定義にとらわれず、新生児の日齢や正期産児、早産児、低出生体重児にかかわらず40mg/dL以下にならないように管理することが目標とされている。 出生後の血糖値 出生直後は、 呼吸 ・循環動態の適応状態、体温調節、低 酸素 などの ストレス 回避のために、多くのエネルギー消費を必要とする。 さらに、母体からの糖の供給がなくなるため、一過性に低血糖になりやすい( 図1 )。 図1 出生後4時間の血糖値の変動
低血糖-病因、病理生理学、症状、徴候、診断および予後についてはmsdマニュアル-プロフェッショナル版へ。 通常,これらのホルモンの分泌閾値は,低血糖症状の閾値よりも高い。乳児期および小児期に低血糖を引き起こす遺伝性または先天性の症候
新生児の低血糖はよく見られる問題であり、特定のリスクグループ(糖尿病の母親の乳児、早産児、出生体重の小さい児および大きい児)で頻繁に発生する。血糖値の低い新生児は、幼少期の発達障害のリスクが高くなる。
低血糖の判定には,まず血糖測定のサンプルが全血であるか血漿あるいは血清かを考慮することが重要である.全血サンプルは血球が体外においてもグルコースを消費するため血糖値は低下していく.全血での血糖値は血漿測定より約10-15%低く表示され,採血後測定までの時間が長いほど低下する(このため氷上保存が望ましい).成人では,解糖阻止剤を加えた容器を使用して血糖を測定するのが一般的であるが,サンプル量が増えることから新生児では全血を用いて血糖測定することが多いので注意が必要である.また,簡易血糖測定器は低い血糖値を正確に測定できないことにも留意する必要がある.一方,原因検索には低血糖時の採血(critical sample),採尿が必須である.鑑別診断のための測定項目を表にあげる(Table1).
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