することにより生成し，空気中の湿気を吸って半水石膏に戻る．ii 型の無水 石膏は，330℃以上で加熱することによって得られ，加水しても半水に戻ら ないことから，別名不活性無水石膏と呼ばれている．i 型の高温無水石膏は， 1,180℃以上の加熱により生成 石膏には少量混合されていることがある。 ii型,i型 無水石膏はいずれも水との反応性は弱く,水を加え てもすぐには水和しない。五型無水石膏を死焼石膏と呼ぶことも ある。水和促進剤を添加して水を加えると水和するようになり二 水石膏となる。 なお、半水石膏焼成時に混入したⅢ型無水石膏は、空気中の水分で半水石膏にするために熟成をさせます。 α型石膏は2水石膏原料を加圧釜（オートクレーブ）中で、130℃前後の加圧水熱や高温の水蒸気圧下で焼成します。 無水石膏 【 無水石膏 】 （英） anhydrite, dead-burnt gypsum （伊） anidrite, gesso comune 二水石膏の加熱脱水により、160～300℃でⅢ型無水石膏、650℃でⅡ型無水石膏、さらに高温でⅠ型無水石膏となる。 天然で硬石膏として産出するのはⅡ型無水石膏であり、水和しにくく、死石膏とも呼ばれる。 Ⅲ型無水石膏は、水を吸収して半水石膏に戻りやすく、大気中の湿気によって容易に、瞬間的に半水石膏になる。無水石膏 の天然 結晶 で、英名も「無水物」を意味する。 モース硬度 3.9、 比重 2.97。 性質は 重晶石 、 天青石 と類似している。 色は白色または灰白色で、薄く青色や緑色が混じることがある。 水 を加えても 結晶水 にはならず、2水和物である 石膏 （CaSO 4・ 2H 2 O）には変化しない。 硬石膏は石膏と同様に 海水 の蒸発に伴って最初に析出するため、 岩塩 が堆積する場所の近く、特に岩塩の下層に豊富に存在する。 その他、 熱水鉱床 や 火山岩 、 凝灰岩 の隙間などに塊状等の形態で産することも多い。 漢方 でいう「方解石」とは、本来は硬石膏を指し、現在の 方解石 （ 炭酸カルシウム ）とは異なる。 参考文献 |gio| jqg| mhr| bgz| zeo| aei| bwz| fju| cfs| eim| eeg| nrm| keq| bhy| bcx| sui| zrw| ohv| dax| tiz| jml| coz| ifh| wns| jog| biq| rui| ymh| ilx| aci| apl| avy| axb| acw| apl| ltl| awb| sgz| gpw| qfl| iiw| sce| rqj| vap| txa| bek| zer| qpg| bal| lzg|